桃山展

先日、九州国立博物館で開催されている、「新・桃山展 - 大航海時代の日本美術」に行ってきました。
入館すると早速…



黄金の茶室が展示されています。現物(と言うと語弊がありますが)を見ると、いろんな意味で想像以上です。
続いて2Fの入口へ向かいます。

桃山展ということで概ね想像がつくと思いますが、勘合貿易が終焉し鉄砲やキリスト教が伝来した16世紀中盤から、鎖国へと向かった17世紀初頭までの南蛮美術に関する特別展でした。
おなじみの聖フランシスコ・ザビエル像や、戦禍で焼失したと考えられていた南蛮屏風など、とても見ごたえのある内容になっています。また、進貢品などとして海を渡った屏風は、ビオンボとしてメキシコやマカオでも制作されたということで、そのような作品も見ることが出来ました。
時間があったので、上の階の平常展にも行ってみました。


九州の国立博物館ですので、入り口前には沖縄の爬竜船や大宰府政庁のジオラマなどが展示されています。
九博の場合、平常展は文化交流展示という名称で、大陸との文化交流を中心に、常に展示替えを行いながら開館しているようです。貿易品のレプリカを実際に触れるコーナーなど、体験型の展示もありました。
一通り見終わると、お腹が空くのでご飯の時間です。
太宰府天満宮の参道や奥には、梅が枝餅や軽食を提供する茶屋が多くあるのですが、今回は博物館のレストランへ行きました。
グリーンハウスというお店です。博物館のレストランといっても本格的なもので、ニューオータニ博多の直営店だそうです。
今回は、メンチカツバーガーとレモンスカッシュをお願いしました。
まずは、ドリンク

続いて、スープです。

アラカルトでしたが、スープ付きでした。カボチャをベースにしたチャウダーで(実際には10月下旬に訪問しています)季節感もピッタリの具だくさんのスープでした。

付け合わせも含めると、比較的十分なボリュームがあります。博物館観賞と太宰府散策であれば、けっこうな距離を歩くので、ちょうどいい感じです♪どれも美味しくいただきました!
お腹一杯になったところで、エスカレーターで参道まで下り、

太宰府天満宮に参拝しました。以前は、学生さんと観光客の方という感じでしたが、今は何といってもインバウンドの観光客の方が多いようで、中国語や韓国語のガイドさんが多くいらっしゃいました。

海外の方も、お願い事は学業成就でしょうか?
さて、今回伺った九州国立博物館ですが、来年2月からの特別展は書道に関連するもので、「書聖 王羲之と日本の書」だそうです。今からとても待ち遠しい気分です(^-^)
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